特別お題「わたしがブログを書く理由」
こんにちは、トパーズです。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
私がブログを書く理由は、
記憶のかけらを拾い集めていくためです。
（疑似スピッツ歌詞のような言葉になった）
慌ただしい日々の中で
記憶が少しずつこぼれ落ちていくようで、
焦りに似たものを感じるようになってきました。
順調に年をとってきてる証拠でしょうか。
でも、
記憶がこぼれ落ちるのをそのままにしていて
気付いたらいつの間にか
空っぽになっていたというのは嫌だ、という焦りです。
それと、
何かをしている時や
見るものや聞くものの中、
人との会話の中で
遠い昔の、とうに忘れていたことを
ふと思い出すことがあります。
それを、ちゃんとチャッチして
この次また忘れてしまわないようにしたい。
水でこっそり書いた秘密の暗号が
乾いて消えてしまわないうちに、
そんな感じです。
そういう思いから、
日々の備忘録としてブログを始めました。
記憶の備忘録です。
毎日の日記とまではいきませんが、
日々の出来事や思いついたことも一緒に
書いていくつもりです。
あとは、何年か前からノートに書き留めていた
スピッツの歌詞解釈や
好きな歌や好きなものたちのこと。
いつかちゃんと清書していきたいと考えていました。
スピッツに限らず、歌の解釈や感想は
この歌が好きだった、こんな風に考えていた、等
自分が置かれていた状況や
その頃の心情が大きく反映されていると思います。
自分の心の内は自分しか知りえないことで、
自分が書き留めていかなければ誰がしてくれようか、です。
そんな記憶のかけらを拾い集めていくのは、
進行形のことに比べると
とても内向的な作業だけど、
ブログに書くことで、
あらためて気付くことがあったり、
また何かを思い出すかもしれない。
それがまた楽しいと思っています。
そうして、自分の人生を肯定したい。
別に自分が納得していないわけではなく、
誰かに否定されてるわけでもないですが、
苦い経験も含め、
慈しんで大事にしてやりたいのです。
幸い、両親は健在、子供は結婚して独立しました。
宙ぶらりんな今のうちに
少しずつ綴っていきたいと思っています。
ブログは、手元のノートに清書するよりも
「書く」という負荷を
より大きく自分にかけられます。
私の場合、ノートに書くと、
いい加減になってしまったり
後回しにしがちになります。
ブログに「書く」と、
その時点で考えをまとめることができます。
また、発信することにより、
人に読まれるという緊張感もあります。
ブログに向き合う時間がなかなか取れないので、
それを工面していくことも課題です。
自分の思いを発信するのは、恥ずかしいです。
こんな独りよがりの長文誰が読むというんだろう、
お願いだから誰も読まないでほしい、
でも、どこかに共感してくれる人がいるかもしれない、
という複雑な思いで書いています。
ひとつの記事は、
ふわふわの綿毛を手でふわりと丸めたもので、
それを恐る恐る、空に向かって
ふぅーっと吹いて飛ばすようなイメージです。
離れて暮らす老齢の両親に会いたいと
いつも思っている。
結婚して同じ福岡に住む娘に会いたいと
いつも思っている。
たった一人の妹に会いたい
なかなか会えない友人たちに会いたい
ついに一言も話もできなかった初恋の部活の先輩に会いたい
もう遠いところに行ってしまった祖父母や義両親、
伯父伯母たち、思春期にそばにいてくれた柴犬のポチ、
いつも励ましてくれた友人に、
また会いたいと思っている。
そんな気持ちでブログを始め、
いろんなことを思い出したり
考えたりしながら
ブログを書いています。
