また君に会いたいとか

日々の備忘録

【お題】「フルートの練習を再開させたい」

 

 

今週のお題「練習していること」

 

 

 

厳密に言うと

「練習を再開しようと思ってること」

 

 

クローゼットを片づけていて、

フルートのバッグを見つけました。

見つけたというより

いつもそこに置いてあって、

いつも目にしているけど

最近は手に取ることがなかったのです。

 

バッグは結構小ぶりです。

 

子供の手が離れて、

ずっと習ってみたかった(演奏してみたかった)

フルートを3年ほど習いました。

 

アルルの女メヌエット」(ビゼー作曲)に

ずっと憧れていました。

 

夜に大人向けの教室があると知って

週1回仕事帰りに通いました。

 

ピアノやエレクトーンの経験はあるけど

管楽器は全く初めてでした。

(縦笛やリコーダーは別として)

 

教室ではいろんな人と知り合い(皆女性)

皆管楽器は初めてという人ばかりで、

レッスンの時間は楽しかったです。

定期的に演奏会(発表会)もありました。

 

教室の先生(女性)はご自身がフルートを選んだ理由として

クラリネット等の縦笛系と比べて

 演奏しているときの姿がきれいだから」

言っていました。

 

そんなふうに考えたことはなかったけど

それを聞いてから、

演奏するときの立ち姿等も意識するようになりました。

 

映画「タイタニック」の主題歌「 My Heart Will Go On 」や、

アニメ「紅の豚」の「さくらんぼの実る頃」も

映画「ザ・ミッション」の「ガブリエルのオーボエ」も

練習しました。

 

とても楽しい時間でした。

 

ただ、音が結構響くので

マンションで練習するわけにいかず、

(防音室などないし、一時期流行ったサイレント○○で、

 サイレントフルートはなかった)

車に積んで、

仕事の帰りにカラオケで一人で練習していました。

 

 

ちょっとサビ?ついてるのかも

 

 

1時間も吹き続けると

下手な私は酸欠でクラクラしてくるので

途中で休んだり1曲2曲歌いながら。

酸欠は息をちゃんと出せてないからで、

そこが私の練習ポイントでした。

 

そういうことで、

なかなかきれいな音色が出ないのが悩みでした。

練習用の安いフルートの限度なのかなと思っていましたが

ある時先生が私のフルートで演奏してみてくれて

その音色の美しさに卒倒しそうになりました。

本当に私のフルート?と。

 

やっぱり楽器は関係なく

(全く関係ないわけではないけど)

吹く人の技量だな、練習が足りないなと痛感しました。

 

 

練習用フルート 価格¥35,000(当時)

 

しかしその後転居したので

それ以降教室には習いに行っていません。

 

それでも、

たまに仕事帰りにカラオケで

練習したりしていました。

カラオケでは気兼ねしないで吹けるので

結構ストレス解消になってよかったです。

 

 

でも、自転車通勤だった時期や子供の受験期等、

全く手にしてなかった時期も長く、

もう教室に通ってもいなかったので

練習する熱意にムラがでてきて、

吹くたびに初心者に戻っていく感じでした。

 

 

そのうちコロナ禍になり、

いくら「フルート練習」とはいえ

カラオケで練習するわけにいかず

(カラオケに行くことが憚られるようになりました)

それから、とんと吹くことはなくなりました。

 

せっかく吹き方や指使いも覚えたので

忘れてしまわないように

また「カラオケでの練習」を復活させようかな、

と考えています。

 

本来はオーボエの曲だけど、

せっかく練習してきた

「ガブリエルのオーボエ

エンニオ・モリコーネ作曲)

再度練習したいと思っています。

 

 

 

上昇し続けることはできなくても

またやり直せるさ

「放浪カモメはどこまでも」(スピッツ 2000年)

 

私の好きなフレーズで

モチベーションを上げてくれます。

 

上昇し続けることができない、って

ありますよね。

そこを容認してくれるだけでも嬉しい。

フルートもそうですが、

「またやり直せるさ」って思うと、

ずいぶん気が楽になります。