また君に会いたいとか

日々の備忘録

【医師の言葉】「具合悪くなくても来ていいからね」

 

 

巷ではインフルエンザがはやってるようです。

 

私は今までに3回罹患しました。

最初はたぶん大学生のとき。

 

 

通っていた大学には「保健管理センター」

というのがあって、

診療所なのですが、

医学部から交替で先生が来ていました。

内科は毎日あるけど、

科によっては曜日が決まっていました。

 

私は正月明けにインフルエンザにかかり、

(当時は「流感」(流行性感冒)といってた)

そこの診療所で診てもらったのですが、

内科の先生が同じ高校の先輩でした。

 

先輩といっても父親くらいの年のおじさんで、

私が同郷だと知ると、いろいろ話しかけてくれました。

 

「具合悪くなくても来ていいからね。

 いろんな話聞くよ。

 就職のこととか、恋愛のこととか。」

 

そばの看護師さん(女性)もニコニコしてました。

 

私は、若者特有の尖ってた頃だったのか、

 

(具合悪くないのに

 こんなところ誰が来るんだろう。

 しかも相手はおじさんだし。

 大学病院に比べて混んでないし、

 学生相手に気楽なのかな。)

 

と思い、真に受けませんでした。

 

ずっと後になって気付いたのですが、

そうやってフランクに接しながら、

若者特有の心の問題にも気付けるよう

気を付けてくれてたんでしょうね。

学生が気軽に話してくれるように。

 

体調不良の原因が

悩みやストレスだってことも

よくあることですし。

 

素っ気なくしてて、すみませんでした。

 

 

 

そういえばゼミの教授にも

よく食事やマージャンに誘われてました。

私はマージャンはしないので、

先に帰ってたけど、

(マージャン教わっておけばよかった)

男子は億劫がってたな。

勝つまで付き合わされるから。

 

きっと親目線で気を遣ってくれてたんでしょうね。

この年になると、わかります。

 

 

インフルエンザといえば、

当時インフルエンザで寝込んでたら

下宿の大家さんがご飯作って持ってきてくれたり

友人たちが次々とお菓子とか持ってお見舞いに来てくれたり。

今みたいに、「うつるから・・」とかいう懸念は

全くなかったと思います。

実際、ほとんど誰もうつらなかったと思う。

私の周りだけ?

予防接種もなかったし。

流行性感冒という名前の割に、不思議です。