君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う
(作詞・作曲:草野正宗)
「夜を駆ける」(『三日月ロック』2002年)
現在進行形のオンタイムで
相思相愛の嬉しさが溢れてて
とても平和で穏やかで、
すごく幸せな歌詞で、
すごく好きだな。
スピッツの歌で
こんな幸せ感溢れる歌詞や情景は
初めてじゃないか?
と、最初に聴いたとき感じました。
しかし、
それはあくまで、
この部分を切り取った場合。
実際は、
夜中に人目を忍んで
束の間の逢瀬を楽しむ
訳ありな二人の
スリリングで刹那的な歌詞です。
見えない何かに追われるような
でも二人の未来を信じて疑わない
力強さと疾走感のある歌です。
目と目が合う一瞬一瞬に
二人で過ごす時間目いっぱいに
すべてを捧げている感があります。
リズム隊の刻む音が
まるで二人の
緊迫かつ高揚した鼓動のようです。
でたらめに描いた バラ色の想像図
西に稲妻光る
(作詞・作曲:草野正宗)
「夜を駆ける」(『三日月ロック』2002年)
二人の未来はどうなるのでしょうか。
最近では、
よく似た題名の別の歌(「夜に駆ける」 YOASOBI)
も登場して
どっちがどっちだっけ? と
頭の中で一瞬迷います。
それもまた楽し。