こんにちは、トパーズです。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
ここ１週間くらいで
金木犀（キンモクセイ）の甘い香りが漂ってくるようになりました。
秋のキンモクセイの香りは
春の沈丁花の香りと並んで
私には季節を感じさせる香りです。
大学時代、
１０月からの前期試験に備え
昼間に下宿で試験勉強をしていると、
南側の家に咲いているキンモクセイの香りが
秋の涼しい風とともに
部屋の窓から入ってきていました。
そして、近所の小学校では
運動会の練習が毎日のように行われていて、
先生の号令や、競技の曲が聞こえてきていました。
いつも同じところで止まるカセットテープの曲や
先生のかけ声とか、
自分の試験勉強よりも早く覚えてしまっていました。
キンモクセイの香りがすると
そんな日々を思い出します。
秋はキンモクセイも有名ですが、
ギンモクセイもあるのをご存知ですか？
小学３年生のとき転校した小学校の校庭に
キンモクセイと共に
ギンモクセイの木がありました。
キンモクセイの花はオレンジ色ですが、
ギンモクセイは白っぽい花を咲かせます。
香りは、キンモクセイより
少し甘く柔らかだった記憶が。
キンモクセイの香りに
ココナッツの香りを混ぜたような感じです。
葉っぱも、
キンモクセイはツルンとしてるけど、
ギンモクセイの葉は周囲にギザギザがありました。
ただ、なかなか見ないんですよね、ギンモクセイ。
その小学校を転校してからも、
大人になってからも、
ギンモクセイを見たのはわずかでした。
キンモクセイほど香りが強くないせいか、
小さな白い花が控えめすぎるせいか、
気がつかないだけかもしれませんね。
それにしても、
もう10月も半ばを過ぎ、
こんな頃にキンモクセイが咲くなんて
昔に比べると
だんだん開花が遅くなってきてるんですね。
