有田陶器市会場から少しはずれますが、
素敵な窯元を紹介します。
なお、訪れた年月はバラバラです。
現在の状況と違っているかもしれません。
【柿右衛門窯】
私にとって有田焼のイメージは、柿右衛門の器でした。
白地に草花や鳥の絵が色絵で描かれた器は、
誰もが思い浮かべるのでは?というくらい、
それくらい有名な窯元だと思います。
有名で高価なあまり、
巧妙な類似品がたくさん出回っているらしいです。
窯元で直接購入すれば、
贋作の心配がなく精神衛生上安心です。
陶器市の期間中は赤札のものも多く、
大勢の人で賑わっています。
会えるとラッキーという噂の、
ハート模様がある鯉。
私は幸運にも毎回会えています。
今も元気かな?
ドアの取っ手や表示物等に焼き物が使われています。
これは柿右衛門窯に限らず、
他の窯元や公共の施設等、
いろいろな場所で見られます。
焼き物の町ならではの楽しみの一つです。
すべて柿右衛門の製品だと思うと、
思わず「鑑賞」してしまいます。
離れで、庭を見ながらお茶をいただくことができます。
供される器や部屋のしつらいがとても楽しみです。
柿右衛門の器に触れることがなかなかないので、
愛でながら、幸福感に浸ります。
【源右衛門窯】
柿右衛門の器に比べて、少しモダンな印象があります。
色絵の色味や文様は独特で、
洋風にもカジュアルにもコーディネートできて、
使い勝手の幅が広い器だと思います。
テーブルクロス等の布製品もあります。
染付の青は独特で、大好きです。