また君に会いたいとか

日々の備忘録

老化と付き合うということ

 

 

娘宅で留守番をしていた。

娘が帰宅し、入り口でチャイムを鳴らした際

私は部屋でオートロックを解除しないといけないところ、

目の前の解除ボタンがどれなのかわからず、

慌ててバッグから老眼鏡を探しているうちに

娘が自分のカギで開けて事なきを得た。

 

オートロックの部屋に住んだことがなく、

その操作に慣れてないのだ(言い訳)。

老眼と乱視がかなり進んでいて、

メガネがないと見えないのだ(言い訳)。

 

予め操作方法をチェックしておけば済んだ話で、

自分の不手際に、情けなくなってしまった。

「これかな?」と危うく押しそうになったボタンは、

非常用の呼び出しボタンだった!

危ない、危ない。

押さなくてよかった。

 

昔から仕事柄PCを使う機会が多く、目を酷使してきた。

老眼鏡を作っても、そのうち合わなくなってくる。

作り替えていってるうちに、どんどん度がすすんでいった。

乱視もひどく、すごく見えにくい。

 

それでも数年前までは、裸眼でも結構見えていた。

もともと視力はよかったので、遠くはよく見えていた。

車の運転も裸眼でOKだ。

手元のリモコンは老眼鏡がいるけど、

離れたテレビの番組表は裸眼でないと見えなかった。

 ( ↑ これ実は不便)

なのに最近では裸眼で離れたテレビの番組表が見えない。

もともとの視力も落ちていってるのだ。

 

子どもの頃から

「目がいいのだけが取り柄だから、

 目を悪くしないように気を付けなさい」と母から言われていた。

 ( ↑ よく考えるとあんまりな言われよう・・・)

でも、ああ、お母さん、

私にはもう何の取り柄もなくなってしまいました・・・泣

 

というわけで、ちょっと外出する際も、

老眼鏡が手放せなくなってしまった。

買い物時はもちろん。

外出先で初めて入ったトイレで、

洗浄ボタンがどれなのかわからないこともあった。

( ↑ スタイリッシュなトイレに多い)

不測の事態や緊急事態にちゃんと目が見えないと

最悪、命の危険も出てくるというものです。

 

ずっとかけたままだと、クラクラしたり歩きにくいので

メガネチェーンで首にかけておくといいのだけど

そうすると胸元でぶつかって逆に不便だったりする。

 

10年近く前のもの  
人前でピアノ演奏するので付けた
顔周りが華やぐ よそいき用

 

 

仕事用に買ったけど派手なので付けてない
以前仕事用にしてたシンプルなものは壊れた
同じようなものを置いてる店がもうない

 

老化とうまく付き合っていくためには

この不便さをなんとかしないといけない。