店頭とかに設置されてる「体温測定器」
モニターに顔を映すとピロン!と測定されるアレ。
なぜか夫は機械が反応しにくいらしく、
よくモニターの前で「choo choo TRAIN」みたいになっている。
↑ちょっと古い?
自分は平熱が低いから、
外気にさらされているおでこは冷たく、
だから感知されにくいのだと言う(本当かな?)。
平熱高めの私はすぐ感知されるけど、
体温がすごく低く表示される(合ってるのかな?)。
小学校3年生の頃、
(銀行員だった父の転勤で引っ越しが多かったので、
住んでたところによって学年が特定できるという裏ワザ)
風邪の症状で、一人で歩いて小児科へ行きました。
「お母さんがおでこに手をあてて、熱はないって言った」
みたいなことを医師に告げると、
その老医師(実は若かったのかもしれないけど)は、
「あなたのお母さんはおでこで熱を測るんですか?」
と言った。
保健室の先生だっておでこに手をあてるし、
それで大体みんな発熱の有無を知るんじゃないかと思ってたけど、
私はそんなことより、
母が否定されたような気がして、
すごく悲しくなりました。
そして何十年経った今でもよく覚えている。
仕事で聞いたこととかすぐ忘れるのに、
そんなことはいつまででも覚えている。
今でも「ちょっと熱っぽい?」とか言いながら、
自分のおでこに手を当てている。