今年はへび年。
ヘビはヘビとて、
今普通に生活しててヘビに遭遇することって
どれくらいあるんでしょうか?
今暮らしている福岡市郊外の住宅地では
ヘビに遭遇することはありません。
もちろん、街中でも。
場所が変われば違うかもしれませんが。
私が子供だった時代、
郊外に住んでいた頃は
通学路のあぜ道や学校の中庭の手洗い場など
いたるところでヘビを見かけました。
男子が追いかけまわして
女子が「キャー!」というのが
よくある光景でしたが
それでも、
ヘビに対して抵抗や恐怖はありませんでした。
見慣れていたからです(私の場合)。
ヘビが道を横断してても、
遊んでる原っぱを
「シュルシュルシュル~」と
通り過ぎても。
でも社会人になり
子供ができて親となる頃には
もう身の回りにヘビなんていませんでした。
娘も生活圏内でヘビなんて
見たこともないでしょう。
とはいっても
ヘビに対する免疫がすっかり落ちているこの頃は
道ばたでヘビに遭遇したら怯むかも。
大きいアオダイショウなどいたら
フリーズしてしまいそう・・・
実家の庭でアオダイショウに遭遇したときは
「屋敷にヘビがいるのは縁起がいいのよね」
などと喜んでいたのに。
娘が3才くらいの頃、
広い園内で歩き疲れた頃
「爬虫類館」(名称は違っているかも)に
入りました。
文字通り多種のヘビやトカゲたちが
出迎えてくれます。
怖いもの見たさの娘に付き合って
よく見えるように娘を抱っこして
「ヘビさん、こんにちは~」とか
「あ、動いたね」とか
「あれが頭かな?」とか
「こっち見てるね」などと
娘が怖がらないように飽きないように
面白く見てまわりました。
ふぅ~、やれやれ、と思っていたら
娘がまさかの一言。
「もういっかい見る」
一通り見て、大丈夫だと判断したのか
じっくりと
しかも
もう二回くらい見てまわりました。
もちろん私も付いてまわりました。
その年の干支は覚えていませんが
これだけヘビを拝んだら
ヘビに嫌われることはないだろう、
すなわち
何かご利益があるんじゃないか、
などとヨコシマなことばかり考えてしまう母親でした。
もっとも、
ヘビなどが苦手な夫は同行せず
「たくさん見られてよかったねー」と
娘をほめる、母親とは対照的な善良な父親。
はい、不得手じゃない者が担えばいいのです。
「とべ動物園」の「爬虫類館」は
たくさんのヘビたちが見られるという以外にも
うれしい点が。
館内が暖かかったこと。
訪れたのは3月末で、
まだまだ肌寒く、
暖かい「爬虫類館」は
暖を取るにはちょうどいい場所でした。
館内を何周もまわれば
ヘビたちにも親近感が湧いてくるというものです。
だから、あの時のヘビたち、
覚えててくれてるかな?
(あれから何年も経ってるから
もういないか・・・)
駐車場から動物園入り口まで
「ライオンバス」があって
子供に人気でした。
今もあるのかな?
孫の成長に子供の幼児時代を思い出すこの頃。
暖かくなったら、
ぜひ動物園に連れていきたいと張り切っています!
いつも読んでくださって
ありがとうございます。